
台湾の世界有数の半導体メーカーである台湾積体電路製造(TSMC)が、日本の熊本県に新たな半導体工場を建設する計画が発表され、熊本に続々と半導体関連企業が進出しています。
今日は熊本の新たな半導体ニュースと半導体工場を熊本に立てる理由を半導体製造業に従事している者からの視点で書いていきます。
・なぜ熊本?
・半導体は今後どうなるの?
という方は見ていってください。
新たなニュース!TSMCの第二工場の建設予定地
先日、TSMCの劉徳音会長が第二工場の建設予定地を熊本県だと明かしました。
第一工場は現在建設中です。工場周辺では土地開発が進んだり交通渋滞が予想される道路を広げる計画が進んでいたりと、受入準備を整えています。
なぜ、第二工場まで熊本に建てるのでしょうか。熊本に建てるメリットはなんなのか考えていきます。
熊本には半導体工場が多い
まず、熊本にはすでに半導体工場が多いです。
SONY、三菱電機、ルネサスなど規模の大きい工場が建っています。その影響か半導体装置メーカーである東京エレクトロンや半導体製造装置に欠かせないマスフローコントローラーのメーカーである堀場エステックなど、関連企業が集まっているのも熊本の大きな特徴です。
熊本に工場を建てることで、これらのメーカーとも密接にやり取り出来るのかもしれません。
水資源が豊富

半導体製造には水の供給が欠かせません。洗浄用、冷却水用など用途も様々です。
その点で、熊本は水資源が豊富なので工場を建てても問題ないと考えられているかもしれません。
特に興味のない県民でも、水道水の100%が地下水で賄われていることを知ってます。それくらい水に関して熊本は恵まれています。
熊本県が半導体を歓迎している
元々、半導体に限らず大規模な工場の多い合志市や菊陽町ですが、その税収も半端ではありません。
今回のTSMC工場の件でさらなる増収が期待されていることから、熊本は県を挙げて対応を行っています。
道路の拡充は元より、大規模なショッピングセンターの建設も予定されているそうです。
このように熊本自体がTSMCの工場建設を歓迎している為、工場を建設するに当たっての問題などが少ないのかもしれません。
まとめ

今回は半導体企業が熊本を選ぶ理由を書いてみました。僕自身熊本の半導体企業で働いていますので色々な話が舞い込んできますが、僕の話が全てではありませんのでご了承ください。
今後、熊本はアメリカのシリコンバレーのような半導体企業が密集する県になっていく可能性が高いです。
間違いなく熊本県民だけでは労働力を担保することは不可能なので、県外からも労働力を集めてくるでしょう。
県外での就職転職を考えられている方、熊本がオススメです。
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