
自己啓発界隈である種のブームになっている簿記検定。今日は簿記資格の入門である日商簿記検定3級の勉強法と合格のコツを記事にしていきます。
筆者は日商簿記検定3級を1ヶ月で合格。続けて2級を3ヶ月で合格しました。
- 出来るだけコストを掛けたくない
- 検定試験のコツを知りたい
このように考えている方は最後まで読んでみてください。
簿記3級の勉強法!教材の選択
YouTube、スマホアプリを活用
簿記系Youtuberであるふくしままさゆきさんの動画はかなりおすすめです。これがあればテキストは必要ありません。初学者から試験直前の対策までふくしままさゆきさんのYoutubeチャンネルをおすすめします。
もう一つ、隙間時間に活用して欲しい勉強法はスマホアプリです。簿記3級の仕訳問題をひたすら解くことが出来るアプリは数多くあります。こちらはどれも似たり寄ったりですのでいくつかインストールして試してみてください。
CBT試験対策

日商簿記検定は年に2回統一試験が実施されていますが、日商簿記2級まではCBT試験といっていわゆるネット試験が行われています。
お金さえ払えば日程もある程度自由でなんどでも受験出来るので今後簿記検定を受検する方はこちらがメインになると思います。
しかし、皆さんが慣れ親しんだ紙での試験とは違い、パソコン上で問題を読んで答案を入力する為、かなり勝手が違います。ぶっつけ本番では慌ててしまう可能性がある為、CBT試験対策を盛り込んだ問題集をやっておくといいでしょう。
下記の2023年度版 スッキリうかる日商簿記3級 本試験予想問題集 [ 滝澤ななみ監修 TAC出版開発グループ ]なら試験問題が9回分も掲載されているだけでなくネット試験に対応した試験も5回分掲載されています。僕もやってみましたがネット試験と全く同じ形式ですので5回分をしっかり復習しておけば確実に合格を手にすることが出来るでしょう。
勉強のコツ
- 資産
- 負債
- 純資産
- 収益
- 費用
上記の意味を理解しておきましょう。貸借対照表や損益計算書にしよう出来る図で記憶するといいでしょう。

簡単に5つの要素について説明しておきます。
資産はあったらうれしいもの、負債はうれしくないものという覚え方でも良いですが、純利益と負債の違いや資産と費用の関係など押さえておくと、試験本番で焦っても正解にたどり着くことが出来ます。
資産
その企業が保有している現金、債権、不動産などを言います。将来的に企業に経済的な利益をもたらすもので、利益を得る為に消費されるものになります。
負債
負債は、その企業が持っている資金の返済義務やサービスの提供義務など、主に経済的に返済しないといけない義務のことです。
現金の借り入れ(負債の増加、資産の増加)のように資産の調達方法を記載している部分にもなります。
純資産
純資産は資産から負債を差し引いた残りの価値になります。資本金や利益剰余金など、本質は負債と変わらず資産の調達方法を表します。資金調達の相手が銀行や不動産ではなく株主や純利益の加算なので負債と違って返済義務がありません。
収益
簡単に言うと売上などのことです。
費用
収益を得るために必要な支出や経費などを表します。収益が発生してはじめて費用を計上出来る費用収益対応の原則という言葉もあります。収益が発生していない費用は資産(商品の在庫など)に計上されます。
まとめ

今回は日商簿記検定3級の勉強法とコツについてお伝えしました。いかがでしたでしょうか?簿記の勉強は初めての方や忙しい方にとっても挑戦が大変かもしれませんが、効果的な方法を取り入れることで効率的に学習を進めることができます。
この記事が、日商簿記3級の勉強を始める方や現在勉強中の方にとって役立つ情報となったことを願っています。もし質問や追加の情報を求める場合は、お気軽にコメントやお問い合わせをいただければと思います。
最後に、このブログを読んでいただき、ありがとうございました。日商簿記検定3級の合格へ向けて、頑張ってください!